もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×助川太郎@インエフ

昨日とは又まったく違う雰囲気のライヴでした。
マイク使用しているけれど、極小の音量でもしっかり生きている。
助川さんはギターにいろいろな物を挟んだり、口琴や鳥の声のような笛も使っていました。
本編ラストの「Rosa 薔薇 (Pixinguinha)」、極上に美しいヴァイオリンの音色でした。

1月17日
喜多直毅(ヴァイオリン)
助川太郎(ギター、口琴、ほか)

はい。
連日直毅さんのヴァイオリンを聴いています。ツアー以外で、つまり、別の組み合わせで続くのは久し振りですね。実は明日もあります。
幸せなことです。そして、聴く側としても自分のバランス保って聴こうと思います。
01. Bebê (Hermeto Pascoal)
02. Ederlezi (Goran Bregovic)
ユーゴスラビア映画「ジプシーのとき」の歌ですね。すごく久し振りで嬉しい。
03. Women's Dance (Milcho Leviev)
昨日も演奏された曲ですが(そういう曲が4つありました)、演奏者が違うから返っておもしろい。
04. はたご屋 (Brigitte Fontaine)
休憩
05. 即興
ここで、助川さん、口琴鳴らしたり、ギターの裏面叩いたりしてました。直毅さんはヴァイオリン1挺でネジは緩めて低音出したり、弦をつまんだり。
06. Chiqilin de Bachin  (Astor Piazzolla)
07. 雲と地上の音楽 (Hermeto Pascoal)
と、日本語のタイトルをおっしゃったと記憶してます。Música Das Núvens E Do Chão で良いのでしょうか?
助川さんの笛が鳥の鳴き声のようだったり、さらに低い人の声のようだったりしました。
08. Rosa 薔薇 (Pixinguinha)
ホーザと発音するそうです。
アンコール;Alfonsina y el Mar アルフォンシーナと海 (Ariel Ramirez)
事前に決めてはいなかったようで、前回やった曲から選んで、さらりと演奏。
この2曲、本当に美しいヴァイオリンだったなぁ。

私は直毅さんのヴァイオリンのここが好き。
何より音色が美しい。うたう心が感じられる。音量の大小の幅が大きくメリハリがある。自由な奏法。それを「変わっている」と言う人もいるようですが、この人でなければ!というものがない演奏家はつまらなくはないですか?そして素晴らしい演奏技術。ムチャクチャに弾いている訳ではない。(当然ですね)

明日は、「ウタウタ」です。このユニットは、喜多直毅作詞作曲のうたが必ず演奏されるので、楽しみです。