もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

齋藤徹×田辺和弘×田嶋真佐雄×さとうじゅんこ@エルチョクロ

4月19日
齋藤徹(ガット弦コントラバス)
田辺和弘(ガット弦コントラバス・朗読・歌)
田嶋真佐雄(ガット弦コントラバス)
さとうじゅんこ(うた)


『今日は私の日・田辺和弘編』でした。
和弘さん大活躍!
朗読は全て彼がやって、歌も歌い、身体表現も少しありましたよ。
もちろん、コントラバスも。


と、同時に、先月他界なさった渡辺洋さんの詩集『最後の恋』から抜粋して朗読、曲、朗読、曲という構成で、一つのドラマのようでもありました。
渡辺洋さんは、徹(てつ)さんが、“とおる”さんだった時代(幼稚園まで“とおる”さんだったそうです。)からのお友達。徹さんの日記です。↓是非ご覧ください。
http://travessiart.com/blog/8337/
和弘さんは左端の机(1本の蝋燭のあかり)の前に腰掛け、帽子をかぶって詩を朗読します。
演奏する時は帽子は脱ぎ、机より右に出ておられました。チューニングはその隣の田嶋さんがやる時もありました。真ん中にじゅんこさん。右端に徹さん。
良い曲ばかりでしたが、最後に演奏された『ふりかえるまなざし』(詩・渡辺洋、曲・齋藤徹、初演)の最後の部分でテンポが速めになり、3拍子で、♪ねばりづよく♪と和弘さんとじゅんこさんが交互に歌い交わすのが一番心に来ました。


もう駄目だとあきらめちゃいけないのですよね。