もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

千野秀一×石田幹雄@公園通りクラシックス

11月13日
千野秀一(ピアノ)
石田幹雄(ピアノ)


お二人の初対面が、おそらく開演30分前だった様子でした。
2台のグランドピアノ、奥の1台は蓋を全開、手前の1台は蓋はとりはずしてありました。
ジャンケンで場所決めし、1stは千野さんが蓋全開ピアノ、2ndは交替していました。


即興演奏です。
初め、探り合いのようなところがありました。
白熱して来ると、千野さん体を左右に揺らすクセが出て来ました。そして、嬉しそうに弾くのです。狂暴に。
終演後にお聞きしても、覚えてないとおっしゃってましたが、何かドイツ語ぽい言葉を発していましたね。
石田さんは、苦しそうな表情で弾くので、何だか対照的でした。


2ndでは、ちらっ、ちらっと何かのテーマのようなものが時々現れていました。
あと、千野さんがあれほど長く内部奏法するのに私は初めて遭遇しました。
いったい、どうなって終わるのかしら?と思いましたが、もちろん、終わりました。
楽しかった!