もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×黒田京子@キャビン 

恥ずかしいですが正直に言うと、私は黒田京子さんに嫉妬してしまいます。
こんなデュオはやっぱり他にない。
「最高」で「最強」!


9月9日
喜多直毅(ヴァイオリン、朗読、ほか)
黒田京子(ピアノ)


キャビンに向かう途中の商店街でお二人の後ろ姿を見かける。黒田さん、髪を肩までの長さに切っていらっしゃいました。


前半は即興演奏でした。客席には6人。(後半にもう一人)
01. 即興1
グーッと引き摺り込まれる。深い、暗い穴だ。
時々ピアノの側面に映った直毅さんを見るのもちょうど良かった。
終わって、「はい」と言っていた。すぐ2本目になる。
02. 即興2
弓でシンバル擦ったけどそれほど(海沼さんほど)良い音は出なかったのはここでしたっけ?
最後にピアノの音が残ってしまう。意図とは違ったかもしれないけれど、全体が楽しい。
03. 即興3
短くもう1本。
これは、うっとり系だったと思います。
休憩


04. 青いスカーフ (ワジム・コージン)
前半は床に座って弾いていたヴァイオリニストが、後半は椅子でした。日本語の歌詞の朗読から始まりました。
05. Frag Nicht, Warum(Richard Dauber)
マレーネディートリッヒ。
06. Los mareados 酔いどれたち (Juan Carlos COBIAN作曲)
ヴァイオリンソロ。ソロでタンゴ曲をやるのは1月の寺田町さんとのデュオ(の中のソロ)以来かもしれません。もちろん、最上級!
07. Nada te turbe (テゼの歌)
単純な旋律を変奏したり、テンポを変えたり。
08. ふるさと (喜多直毅作曲)
この曲は久し振りでした。以前よりややテンポ早目だったり、ピアノが煌びやかだったりします。
09. 闇夜を抱く君へ (黒田京子作曲)
闇の部分と、闇の中の光の部分がありますね。
アンコール;津軽のふるさと (作詩作曲:米山正夫)
良い曲です。じっくり心に来る演奏でした。


ありがとうございました。


直毅さん、また、明日!