もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

ワールド・ミュージックの館 第1回「精霊たちのつくったうた」:峰万里恵×高場将美×齋藤徹×喜多直毅@ポレポレ坐

峰さんの情熱的なうた。
高場さんは解説MCとギター。
そこへ「この人たちは精霊ですから」と紹介された徹さん、直毅さんが入って楽しいコンサートでした。


Chavela Vargas - La Llorona (Video Clip)
http://www.youtube.com/watch?v=0gQ31m4Yt0s


チャヴェラ・ヴァルガスといえば、喜多直毅さんが「Soledad 孤独」という曲と「恋に落ちた」事で有名な(そう思うのは私だけでしょうか(笑))メキシコの女性歌手ですね。
今夜は「La llorona ラ・ジョローナ (泣き女)」という曲をやりましたが、これ動画検索していてみつけ何度も聞いた曲だったので嬉しかったです。


「Chacarera del violín ヴァイオリンのチャカレーラ」は、今年1月に初めてこの4人の演奏を聞いた時にもやった曲です。
速くて激しくて、楽しい。


「La Casita de mis viejos わが両親の家」のみ、峰さん抜きのインストでした。
そりゃあ、勿論、ヴァイオリンが一番よく歌ったのはこれです。良いなぁ!
「精霊が来ても悪さをしないように」と、水の入ったコップをステージの端に置いておいたのですが、この曲が終わった時コントラバスの弓が壊れて毛がバサッとはずれていました。


「Gaivota かもめ」のコントラバス、カッコよかった。


「Cabocla Jurema カボークラ・ジュレーマ」、すごく好き。間奏部分でヴァイオリンが笛のような音色を奏でる。専門用語は知りませんが、普通の音色とハーモニクス(?)の中間のような、絶妙で明る目の音色にうっとりでした。


「La barca de oro 黄金の小舟」も良かった。心が洗われる。


次回は9月10日(土)、同じくポレポレ坐で、テーマは「女性たちのつくったうた」だそうです。


6月18日
峰万里恵(うた)
高場将美(ギター、話し)
齋藤徹(コントラバス)
喜多直毅(ヴァイオリン)


01.  Criollita santiaguena クリオジータ・サンティアゲーニャ (サンティアーゴの土地娘)
(Atahualpa Yupanqui作詞 / Andres Chazarreta作曲)
02.  La llorona ラ・ジョローナ (泣き女)
(メキシコ、オアハーカ地方伝承曲)
03.  Cantiga de amigo カンティーガ・ド・アミーゴ 
(詩:Mendinho /作曲: Alain Oulman)
04.  Erros meus わが過ち  
(詩:Luis de Camoes / 作曲:Alain Oulman)
05.  Tacita de plata 銀のさかずき フフイの町  
(作詞:Jose Antonio Faro / 作曲:Hermanos Simon)
06.  Chacarera del violín ヴァイオリンのチャカレーラ
(作詞:Javier Zirpolo /作曲:Hermanos Simon)
07.  La Casita de mis viejos わが両親の家
(作曲:Juan Carlos Cobian)
休憩
08.  Gaivota かもめ 
(詩:Alexandre O'Neill / 作曲:Alain Oulman)
09.  Cabocla Jurema カボークラ・ジュレーマ
(ブラジル伝承曲)
10.  Lejania レハニーア (遠いもの)
(作詞作曲:Herminio Gimenez)
11.  Volver a los 17 17歳に帰る
(作詞作曲:Violeta Parra)
12.  La pomena ラ・ポメーニャ(ラ・ポーマの歌い女)
(作詞:Manuel J. Castilla / 作曲:Gustavo “Cuchi” Leguizamon)
13.  La barca de oro 黄金の小舟 
(メキシコ古謡、編:Abundio Martínez)
アンコール;猫のチャカレーラ