喜多直毅×高木潤一×海沼正利@サンジャック
今夜も寒かった。でも、昨夜は最後まで脱げなかったコートが2ndセットでは脱げました。
サンジャックの戸をそっと開けて入ったら、やっぱり大好きなこのヴァイオリン。壁にもたれて聞く。すごく良い。トリオで初めてやる曲もあって嬉しい。
苦しそうな表情で弾く「黒いカマキリ」に胸が痛くなり泣きたくなる。
でも、最後は「Sailing」の暖かいメジャーキーの旋律に心打たれた。
ありがとうございました。
3月10日
喜多直毅(ヴァイオリン)
高木潤一(ギター、ヴォーカル)
海沼正利(打楽器)
※遅刻したので、この前にもう1曲あったかもしれません。私が聞くことの出来たセットリストです。
01. 板橋区 (喜多直毅作曲)02. 黒いカマキリ 〜Una Santateresa Negra〜(喜多直毅作曲)
これは、すごい!
03. Chorinho pra ele (Hermeto Pascoal作曲)
「心に堪能な人」という話題が出たのはこの曲の前だったかな。
カッチョイイ演奏。フランス語でカウントされてました。そして、ちょっとだけ喜多さん主旋律を歌ってた!
04. Soledad 孤独
このトリオで初演。高木さん、ひっそり歌う。
Soledad. Chavela Vargas.
http://www.youtube.com/watch?v=YzHVpVJnkoc
休憩
05. Negrita (フォルクローレ)
好き好き!(笑)
06. Contigo en la Distancia (César Portillo De La Luz作曲)
元々は別の曲を予定していたそうですが、「今はこの曲はやりたくありません」と変更でした。
07. Marche pour la ceremonie des turcs トルコの儀式のためのマーチ (Lully作曲)
これもこのトリオで初演。ヴァイオリンがバッキングする上にギターがスペインの歌を歌う。イスラム王朝がスペインを支配していた800年、ということを連想しました。
08. Alfonsina y el Mar アルフォンシーナと海 (Ramirez作曲)
09. Sailing (ロッド・スチュアートの、全英ヒットチャート1位のあの曲)
タイトルを告げず、「ぼくはふねを漕ぐ という歌詞の繰り返しです」というMCに続いて始まりました。この選曲にびっくりしましたが、これがとても良いのです。
単純で暖かくて。
少し涙が出ました。
「弓(の替えが?)が無いので」アンコールは無し。かなり毛が切れてました。