もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅、田中信正、西嶋徹@エル・チョクロ 

最近は、休暇が取れた日のライヴに行く、という感じです。観客は10名限定、配信あり、でした。西嶋さんの弓の毛が随分切れていました。トリオで初演が「イギリスの鳥」。喜多直毅さんのヴァイオリンはやっぱり美しい。


3月11日

喜多直毅 (ヴァイオリン)

田中信正 (ピアノ)

西嶋徹 (コントラバス)


01. 赤い橋 (浅川マキ)

02. イギリスの鳥 (喜多直毅作曲)

03. JUST ACCEPT (齋藤徹作曲)

〜04. 月の壺 (齋藤徹作曲)

換気の為の休憩

05.  影絵遊び (喜多直毅作曲)

06. Alfonsina y El Mar アルフォンシーナと海 (Ramirez)

08. 故郷 (岡野貞一作曲)+ふるさと (喜多直毅作曲)




喜多直毅クアルテット『池袋ネガフィルム』~戦後昭和の残像~@としま区民センター多目的ホール 

LIVE MUSIC in HAREZA としまライブハウス応援プロジェクト 雑司が谷TANGO BAR エル・チョクロpresents という企画でした。新曲が3つ。私は「街の残像」という短めの曲が一番好きです。次回は5月1日(土)埼玉県・越生の山猫軒にて。

 

2月26日

喜多直毅クアルテット

喜多直毅 (作曲、ヴァイオリン)

北村聡 (バンドネオン)

三枝伸太郎 (ピアノ)

田辺和弘 (コントラバス)

 

プログラム

1、鉄条網のテーマ

2、泥の川

3、空爆のテーマ(新曲)

4、さすらい人

5、街角の女たち The Pom-Pom Girls(新曲)

6、轍

7、街の残像(新曲)/残された空

daxophone quartet & more (内橋和久、大隈健司、筒井響子、吉本裕美子)@アトリエ第Q藝術

ダクソフォンを聴いたことはまだ数回しかありませんが、音色が多彩でおもしろいし、人間の声のような音が不思議で(楽器の音というイメージから離れて、「あ」とか「お」とかに近い音が聞こえるのです)、興味があるので行って来ました。

1stセットは、大隅さん、筒井さん、吉本さんのトリオ。

2ndセットは内橋さんのソロ。短めのものをいくつか。

3rdセットは全員で。全て即興演奏です。

私は内橋さんのソロが圧倒的に良かったです。音の世界に集中出来る。次はどんな展開になるのか楽しみに聴いていました。(私には音量が大きいところもあって、最前列に座ったことを少し後悔しましたが。)逆の面から言うと、ソロでこれが出来るうえに、4人でどんなことをしようと考えてらっしゃるのかな?とも思いました。今後に期待、でしょうか。


2月23日

ダクソフォンカルテット and more

内橋和久 (daxophone)

大隈健司 (daxophone)

筒井響子 (daxophone)

吉本裕美子 (daxophone)


『白亜紀の会』(鈴木亜紀、向島ゆり子、翠川敬基、早川岳晴)@インエフ 

鈴木亜紀さんが「座長」の新しいユニット。彼女のオリジナル曲のほか、アルゼンチン、チュニジアキューバレバノン、そして日本の歌は「天城越え」でした。この原曲は好きではないけど、面白かった。早川さんの「tango」に鈴木さんが歌詞をつけた曲もありました。贅沢な弦楽!お客さん大勢で、換気はされてましたが、私の職場の休憩室より密でした。(写真撮影その他でちょっと困ったなぁ、という方もおられましたね。)


1月30日

鈴木亜紀 (うた、ピアノ)

向島ゆり子 (ヴァイオリン、うた)

翠川敬基 (チェロ)

早川岳晴 (コントラバス)

喜多直毅&黒田京子デュオ@Sweet Rain

非常事態宣言が出され、18時開演に変更になったライヴ。運良く休暇が取れて行って来ました。日頃、勤務中に流れるBGMとは全く違う音楽です。自分にもっと行動力あれば、演奏を聴きに行くチャンスはあるのですが、今は腰が重くなってしまって良くないなぁ…。最後の『with you 』が心に響きました。


1月22日

喜多直毅 (ヴァイオリン)

黒田京子 (ピアノ)


01.  見上げてごらん夜の星を

02.  黒いカマキリ (喜多直毅作曲)

03.  シェルブールの雨傘

04.  傷ついた羽、でも飛ぶ(仮題) (黒田京子作曲)

休憩

05.  タンブーラン (ラモー)

06.  イギリスの鳥 (喜多直毅作曲)

朗読の公演の為に書いた曲だそうです。

07.  Utviklingssang (Carla Bley)

08.  残された空 (喜多直毅作曲)

アンコール:with you (黒田京子作曲)

BASS Collective (田辺和弘、田嶋真佐雄、瀬尾高志)@エアジン

実に新鮮な気持ちで聴きました。ベーストリオ、おもしろい!まず、コントラバスという楽器が良い。低い音から高い音まで、音域がとても広い。お三方ともガット弦使用。田嶋さんは全て裸ガット弦で、田辺さん、瀬尾さんは一番低い弦は鉄線を巻いたものだそうです。全曲とも譜面はありましたが、即興の部分があって楽しい。また、極小の音量で奏でるところが、スーッと引き込まれるくらい良い感じ。弓以外のもので弾いたり、叩いたり、擦ったりもします。本編ラスト曲で、楽器を床に置いて両手に弓を持って弾くのは久しぶりに見ました。故・齋藤徹さんのベースアンサンブルで出会ったお三方です。徹さんの曲もありましたが、それぞれのオリジナル曲が勿論あって、次へ進んでいく姿が素敵でした。(あとから調べてみると、このトリオの初演は2019年12月21日@エアジンでした。)終演後、MCをなさっていた田嶋さんに「またやって下さい、行きます!」とお伝えしました。


12月19日

田辺和弘 (コントラバス)

田嶋真佐雄 (コントラバス)

瀬尾高志 (コントラバス)


01.  (タイトル未定)(瀬尾高志作曲)

02.  逃走者 (田嶋真佐雄作曲)

03.  霄 (田辺和弘作曲)

04.  インビテーション (齋藤徹作曲) 特殊な調弦で。

休憩

05.  ワレモコウ (田嶋真佐雄作曲) 

06.  祥鳳 (田辺和弘作曲)

07.  白い梟 (田嶋真佐雄作曲)

08.  ぼくは多くの河を知っている〜The Negro  Speaks Of Rivers (瀬尾高志作曲) 

アンコール:ROSA (Pixinguinha)

喜多直毅クアルテット『異土』@アトリエ第Q藝術 

久しぶりにライヴの為に走りました。ギリギリ間に合い、もうお一人少しあとに入ってらしたので5分おして開演。先月、矢萩竜太郎さんとの共演で聴いたばかりのクアルテットですが、今回は、より力強い音楽を受け取ったように思いました。ピアノをこぶしで叩く三枝さん、良かったなぁ。田辺さんが譜面台を倒してしまうアクシデントもありましたが、それで止まる訳もなく。メンバー同士のバランスがますます良い感じでした。次回は2月26日@としま区民センター多目的ホールだそうです。


12月18日

喜多直毅クアルテット

喜多直毅 (作曲、ヴァイオリン)

北村聡 (バンドネオン)

三枝伸太郎 (ピアノ)

田辺和弘 (コントラバス)


1. 鉄条網のテーマ

2. さすらい人

3. 田園 (新曲)

4. 疾走歌

5. 峻嶺

6. ふるさと

喜多直毅トリオ(喜多直毅、田中信正、西嶋徹)@エル・チョクロ 

はみ出し過ぎず、かと言っておさまる訳もないトリオですね。「影絵遊び」の即興部分が一番楽しかった。ご本人もそう思ったのでは?


12月6日

喜多直毅 (ヴァイオリン)

田中信正 (ピアノ)

西嶋徹 (コントラバス)


01. 五木の子守唄 (熊本民謡)

02. 赤い橋 (浅川マキ)

03. JUST ACCEPT (齋藤徹作曲)

〜04. 月の壺 (齋藤徹作曲)

05. よだかの星 (喜多直毅作曲) 

休憩

06. 影絵遊び (喜多直毅作曲)

07. 残された春 (喜多直毅作曲、映画『花のあとさき』より)

08. ひまわり (Henry Mancini)

09. 故郷 (岡野貞一作曲)+ふるさと (喜多直毅作曲)

アンコール:Alfonsina y El Mar アルフォンシーナと海 (Ramirez)

喜多直毅、田辺和弘@松本弦楽器 

共演は多いけれど、デュオのライヴは初めてのお二人。それぞれのオリジナル曲含めて全部で6曲でした。いろいろな奏法と田辺さんのヴォイスがおもしろかった。また、『ROSA』(ピシンギーニャ)のロマンティックなメロディを聴いて、こういう成分の音楽も自分は大好きだと改めて思いました。田辺さんのオリジナル曲は『凌霄 (りょうしょう)』というタイトルだそうです。また聴きたいです。


11月28日

喜多直毅 (ヴァイオリン)

田辺和弘 (コントラバス、ヴォイス)


01. 五木の子守唄 (熊本民謡)

02. (たぶん)JUST ACCEPT-月の壺 (齋藤徹作曲)

03. ROSA (Pixinguinha)

04. 霄 (田辺和弘作曲)

05. 故郷 (岡野貞一作曲)+ふるさと (喜多直毅作曲)

アンコール:ムツばあさんのテーマ (喜多直毅作曲、映画「花のあとさき」より)