BASS Collective (田辺和弘、田嶋真佐雄、瀬尾高志)@エアジン
実に新鮮な気持ちで聴きました。ベーストリオ、おもしろい!まず、コントラバスという楽器が良い。低い音から高い音まで、音域がとても広い。お三方ともガット弦使用。田嶋さんは全て裸ガット弦で、田辺さん、瀬尾さんは一番低い弦は鉄線を巻いたものだそうです。全曲とも譜面はありましたが、即興の部分があって楽しい。また、極小の音量で奏でるところが、スーッと引き込まれるくらい良い感じ。弓以外のもので弾いたり、叩いたり、擦ったりもします。本編ラスト曲で、楽器を床に置いて両手に弓を持って弾くのは久しぶりに見ました。故・齋藤徹さんのベースアンサンブルで出会ったお三方です。徹さんの曲もありましたが、それぞれのオリジナル曲が勿論あって、次へ進んでいく姿が素敵でした。(あとから調べてみると、このトリオの初演は2019年12月21日@エアジンでした。)終演後、MCをなさっていた田嶋さんに「またやって下さい、行きます!」とお伝えしました。
12月19日
田辺和弘 (コントラバス)
田嶋真佐雄 (コントラバス)
瀬尾高志 (コントラバス)
01. (タイトル未定)(瀬尾高志作曲)
02. 逃走者 (田嶋真佐雄作曲)
03. 凌霄 (田辺和弘作曲)
04. インビテーション (齋藤徹作曲) 特殊な調弦で。
休憩
05. ワレモコウ (田嶋真佐雄作曲)
06. 祥鳳 (田辺和弘作曲)
07. 白い梟 (田嶋真佐雄作曲)
08. ぼくは多くの河を知っている〜The Negro Speaks Of Rivers (瀬尾高志作曲)
アンコール:ROSA (Pixinguinha)