もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

OFF/STRING Special (Sebastian Gramms、Harald Kimmig、喜多直毅、久田舜一郎、黒田京子、松本泰子)@ドイツ文化会館

これでツアーは終わり。さびしいけれど、また次へつながって行くのでしょう。
久田さんには改めて痺れました。謡は『砧 (きぬた) 』の一節だそうです。
ハラルドさんと久田さんの、打音のやり取りがおもしろかった。
勿論、ハラルドさんの反復横跳び奏法も見事。決してアクロバット的でなく、音楽なんです。
第2部で徹さん作曲の歌を、直毅さんがヴァイオリンで美しく歌うのを聴いて大満足です。

日常生活確保の為、急いで帰ってしまったけれど、これが今の私の到達点なんです。
(ハラルドにはハグしてもらって少し会話しました。そうそう会えない人ですから。)

11月14日
『OFF/STRING Special』
Sebastian Gramms (コントラバス)
Harald Kimmig (ヴァイオリン、身体表現)
喜多直毅 (ヴァイオリン)
久田舜一郎 (小鼓、謡)
黒田京子 (ピアノ)
松本泰子 (こえ、歌)


並び順は、左手から、久田さん、ハラルドさん、セバスチャンさん( 全体に背面は黒いカーテンで、彼の後ろだけ黒いボードが置いてありました。)、黒田さん、直毅さん。
第1部は即興演奏でした。
01. 全員で
02. 久田、喜多、黒田
03. 久田、ハラルド、セバスチャン
ここでは、久田さん殆ど謡でした。(「砧」)
04. ハラルド、セバスチャン、黒田、喜多
初めの方で黒田さんが、アイン、ツヴァイ、…とドイツ語で4まで呟いてらした。彼女が入ると、場の空気がより柔軟で自由になる気がしました。
05. 久田ソロ( 小鼓 )〜全員で
休憩

第2部は齋藤徹さんの曲をやると告知されていました。
06. 久田、ハラルド、黒田
即興演奏。
ハラルドさんの身体表現がとても魅力的。昨夜は裸足だったけれど靴を履いていたのは、床の状態が違ったからだそうです。(終演後にお聞きしました。)
〜07. ? (タイトルわからず)松本泰子さんも入って6人全員で。
08. ふりかえるまなざし (詩・渡辺洋/曲・齋藤徹)
09. セバスチャン、松本
これは即興演奏。セバスチャンさんは両手に弓持って演奏。泰子さんは、歌詞ではなくヴォイス、と呼んでいいのかな。
10. 舟唄 (詩・乾千恵 /曲・齋藤徹)
全員で。
〜黒田ソロ(即興 )〜全員で再度「舟唄」
11. 石のように (詩・乾千恵/曲・齋藤徹)
最後にセバスチャンの挨拶があり、この後はロビーでいろいろお話ししましょう。そして、このような企画を準備するのはとても大変なこと、それをやり遂げたがGUYがここにいます、と喜多直毅さんをねぎらって紹介されていましたね。