もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

Jazz WORLD BEAT 2018@めぐろパーシモンホール

7月7日
まずは、小ホールで午後の部。アフタヌーン・サロン・ジャズ、という名前でした。程よい広さの会場。
1. Tokyo Django Collective feat. 北床宗太郎
普通に楽しい、ジプシージャズ。

河野文彦 (ギター)
手島大輔 (ギター)
阿部恭平 (ベース)
北床宗太郎 (ヴァイオリン)

2. 喜多直毅&黒田京子デュオ
空気がガラッと変わって、それもおもしろい。PA無しとか、奏者が何を目指すかとか、私の好みとかありますが、1組目のヴァイオリンと全く音色が違っていた。豊かだなぁ。
黒田京子さんのピアノ、とても良かった。強くて、繊細。
激しさと静寂がある音楽でしたね。

01. 黄昏のビギン
02. Last Tango in Paris ラストタンゴ・イン・パリ (GATO BARBIERI)
03. 鶴
04. 残された空 (喜多直毅作曲)

喜多直毅 (ヴァイオリン、朗読)
黒田京子 (ピアノ)

3. 仲野麻紀 with ヤン・ピタール(Yann Pittard)
お二人は『Ky』(キィ)というユニット名で活動されていると思うのですが、今日は個人名でした。拠点はブルターニュで、世界各地に行ってらっしゃると司会者から紹介されてました。
かなり前に一度聴いたことがありますが、いろいろ変化があっておもしろかった。ウードがエレクトリックになってエフェクターも使ってらしたこと、麻紀さんが歌ってらしたことなど。
このユニットが一番選曲に幅があったかな。(喜多黒田デュオもいろいろな曲をやっているのですが、普段からそうなので、勿論良かったけれど意外性はなかった。) 何より、アラブ曲がジャズフェスで聴けて嬉しかった。WORLD BEATですからね。
まず、サティの曲を二つ。(1曲目は、馴染みのある旋律で、麻紀さんのフランス語が美しかった。タイトル調べたら“Je te veux”でした。) 続いて、ロンガ・ファラファザ、宮城県民謡『大漁唄い込み』(♪まつしまーの、サーヨー、瑞巌寺ほどのー♪です)、レバノンの歌姫フェイルーズが歌った "Bint Al Shalabiya" (スペルに自信なし)はタイトルは知らなかったけれどメロディはよく知っていた。最後にブルターニュの曲。

仲野麻紀 (メタルクラリネット、アルトサックス、うた)
ヤン・ピタール (エレクトリック・ウード、エレクトリック・ギター)

4. 岩川光トリオ
超絶技巧で変拍子たくさん。しっとりした曲も。トリオでの演奏は1年ぶりだそうです。

岩川光 (ケーナ、オカリナ)
佐藤芳明 (アコーディオン)
林正樹 (ピアノ)

アンコール
岩川トリオに麻紀さん、ヤンさんが加わって、5人でアンコールがありました。

夜の部は大ホールでした。全部聴くのは、ちょっと辛いので、自主的ランチ休憩してから戻りました。
出演者は3組でしたが、真ん中だけ聴きました。
浜田真理子
島根県松江で活動されている歌い手さんです。今年の1月に初めて聴きました。女性歌手、それぞれの持ち味がある訳ですが、この方は、無理がなく、芯がとても強いなぁと感じます。
01. ピアノ弾き語り
02. ヴァイオリン喜多直毅さんが入って「のこされし者のうた」
直毅さんがTwitterにあげてらした動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=gYp2_Yo8x-A&feature=youtu.be
03. さらにピアノ黒田京子さんが入って3人で「リリー・マルレーン
04. 通常の(?)トリオで (アコーディオン檜山学さん、ベース加瀬達さん)
05. そこにサックス奏者が入って「朝日楼」
06. ピアノ弾き語り

浜田真理子 (うた、ピアノ)
檜山学 (アコーディオン)
加瀬達 (ベース)
ゲスト: 喜多直毅(ヴァイオリン) 、黒田京子(ピアノ)、? (すみません忘れました)( サックス)