もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×田嶋真佐雄@ギャラリー悠玄 

「Message 2016 おしゃべりな Art 展」のイベントとして開催されたライヴに行って来ました。
残念なことにメッセージ展は9年目の今回が最終章になるそうです。
出演予定だった齋藤徹さんは病気で欠席。
出演者お二人とも、午後の時間帯にもライヴがあり、まさに駆けつけてらしたのでしょう、19時過ぎまで公開リハーサル状態でした。
デュオは初めて共演も久しぶりでしたが、きっと力を振り絞っての演奏は、突き抜けて魅力的でした。
風邪声なのに田嶋さんのオリジナル曲(生きることを歌った歌)を一部分歌う直毅さんも、パスコアール曲で叫ぶ田嶋さんも、すごいな。
徹さんの「夕影させば」は、やはり、あのオペリータの岩国公演を思い出しました。
美しい!そして、楽しい!
まずは、体調と天候が良くなりますように。お祈りします。
明日はインエフで「喜多直毅、田中信正デュオ」です。

11月23日
喜多直毅 (ヴァイオリン、うた)
田嶋真佐雄 (コントラバス、声)

01. テーマ (田嶋真佐雄 作詞作曲)
○○のテーマ、ではなくテーマ、というタイトルです。
直毅さんが歌詞を叫ぶように歌い、いろいろなモノを吹き飛ばしたようなスタートでした。
遠慮しないで最前列に座った甲斐がありました。
後で、フォーク歌手友川カズキみたいにと思って…というお話されてましたよ。
ここで、同列視すると「えっ⁈ 違うよ」となるかもしれませんが、BELLRING少女ハートの一部の歌にも根底で通じるものを私は感じています。
田嶋さんは、ホーメイを少しやってらした。
02. Chorinho para ele (Hermeto Pascoal)
ショーロです。齋藤徹、喜多直毅デュオで何回もやっています。
今夜はへん( 変 )が7割で、技巧が3割くらいの感じ。
田嶋さん、途中で叫んでました。
03. 夕影させば〜 04. 浸水の森より ミュゼット (齋藤徹作曲)
徹さんの曲を2曲続けて。
夕影させば、はオペリータ「うたをさがして」の曲なので、ドラマを何場面か見ているような気持ちになりますね。
ミュゼットは、体を軽く揺らして楽しく聴きました。
05. 願い (田嶋真佐雄作曲、LUNA作詞)
このギャラリーでのライヴは、長く齋藤徹さんが出演されて来ました。なので、徹さんが元気に復帰されることを意識せずには聴けなかったです。
アンコール;短か目の即興演奏
ヴァイオリンとコントラバスで、様々な音を出して。