もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅&黒田京子デュオ@スペースR

今夜は八幡平です。
「ひまわり」の前に少し黒田さんがMCで話しておられた(この映画での)「戦争の不条理」という言葉、そして、冒頭の低音のピアノ独奏。力強いもの、うねるような激しさを感じました。
その次の曲には歌が入って「この道」。
奏者側の意図は無かったかもしれませんが、つい、世の中の出来事に関連して聞こえてしまいました。
“この道は いつか来た道”という歌詞ですからね…。
ヴァイオリンは全体的にちょっと強めに感じました。
「小さな空」のやさしい音色が私は一番好き。
ラスト・タンゴ・イン・パリ」の激しい音も好きです。

7月17日
喜多直毅(ヴァイオリン、朗読)
黒田京子(ビアノ)

馬場リチ子(歌「この道」)

01. 黄昏のビギン
02. ラストタンゴインパリ
こういう激しい演奏をすると、「楽器がこわれないですか?」とか聞かれるけれど、それより、こういう音が出したい!という気持ちが優先なんです、と話す直毅さん。
03. シェルブールの雨傘
04. スカボローフェアー
05. 遠くへ行きたい
休憩

06. ムーンリバー
07. ひまわり
08. この道
スペースRのオーナーである馬場さんの歌が入ります。
09. 愛の讃歌
10. 小さな空 (武満徹作詞作曲)
歌詞を直毅さんが朗読。
「いたずらがすぎて しかられてないた こどものころを おもいだした」が印象的でした。
きっと、直毅少年は沢山いたずらをしたと思います。
アンコール ;椰子の実
歌詞が配布されていて、みんなで歌いました。
アンコール2;オブリビオン