もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

黒田京子×喜多直毅@Sweet Rain

ヴァイオリン、大放出という感じで、かつ、音色が汚くならない。
勢いが止まらない。
こういう直毅さんも好きです。
かろやかな「ジェルソミーナ」、良かったなぁ。


1月9日
黒田京子(ピアノ、朗読)
喜多直毅(ヴァイオリン、朗読)


満席でした。後ろで立ち見の方もいらしたようです。
客席の人数が淋しい時もあるのに、不思議なものですね。
座った席の関係もあって、ヴァイオリンの弦と弓の毛が接触する部分を吸い込まれるように見ながら聴きました。
01. valencia (富樫雅彦作曲)
名曲です。
02. Women's Dance(Milcho Leviev)
かなり久し振りに演奏する曲ですね。1枚目のデュオアルバム「空に吸はれし心」に収録されています。
心配なくらい弓の毛が切れました。
03. Violin para Hombre・男のヴァイオリン(喜多直毅作曲、初演)
いくつかの情景で出来ていた感じでした。
04. ジョン・ダウランドの曲
05. 遠くへ行きたい (永六輔作詞、中村八大作曲)
ピアノソロで愛らしい旋律が少しあって、この曲に入って行きました。
休憩


06. 薔薇のゆくえ(作詞・谷川雁/作曲・新実徳英)
黒田さんが詩を朗読してから、演奏に入りました。
07. 青いスカーフ bторая мировая(Vadim Kozin作曲)
“青いプラトーク”とも呼ばれている曲ですね。
直毅さんが詩を朗読してから演奏に入りました。
ヴァイオリンソロの「スライドショウ」はこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=t2z6_6Q4DnY
※約2年前に公開された動画です。
08. Gelsomina ジェルソミーナ (Nino Rota)
09. Recuerdos de la Alhambra アルハンブラの思い出 (Tarrega作曲)
激しかった。
10. Les Parapluies de Cherbourg シェルブールの雨傘 (Michel Legrand)
アンコール;with you (黒田京子作曲)
長くなくしっかりとしたうたでした。
(リハーサルの時に直毅さんが練習していたという)「(バッハの)シャコンヌを」、という声もあったのですが、3月16日に「うたをさがしてトリオ」+ジャン・サスポータスさんも入っての公演でやるそうです。
私はそれを楽しみに待ちたいです。