もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×黒田京子@エル・チョクロ

12月27日
喜多直毅(ヴァイオリン、うた)
黒田京子(ピアノ)


私はこのライヴが今年最後です。
至近距離で、どこを見れば良いやらという席でしたが(でも自分でそこに座ったのです)、実は黒田さんの手もとをたっぷり見ることが出来ました。
最高にカッコ良い!
ヴァイオリンは私の大好きな音色でした。ピチカートの軽い音も独特で良かったなぁ。
「雨のブルース」の初めに、ヴァイオリンソロで「暗い日曜日」。この世界、堪らなく好きです。
お二人の音楽に丸ごと浸りました。
セットリストはツアーとほぼ同じで、オリジナル曲は黒田京子さんの『ゼフィルス』でした。
MCで、「今度のアルバムは有名な曲が沢山入っているので、『迎合している』と言われているかもしれませんが、そうではない。好きだから、良い曲だから入れた。僕らの中心(本質、と仰ったかな?)はこういうものとはまた別なので、そういうライヴにも是非来て下さい。」とか、「自分たちは器楽奏者だから、言葉がない分、自由になれる」というお話もありました。
ちなみに、エル・チョクロ満席でした。


実は前夜のフェイスブックで、アンコールはロシアのうた「カチューシャ」を直毅さんが歌うという話題があったのです。
Blogにアップされたあの曲ね。
で、アンコール1が「ひまわり」。素敵でした。
ダブルアンコールを直毅さん自ら提案し、カチューシャの歌詞カードが配られ、客席も一緒にロシア語(カタカナ)と日本語で大合唱になりました。
楽しかった!


客席にはバンドネオン北村聡さんがいらしてました。
来年1月29日の喜多直毅Quartettのコンサート、いろいろな人々の気持ちや願いが合わさって、良いコンサートになる予感がします。