もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

齋藤徹×喜多直毅@エアジン

一晩ずっと聞いていたい即興演奏でした。
私の気持ちにまっすぐ入って来るのです。
徹さんの事も異常なほど好きです!


1月12日
齋藤徹(コントラバス)
喜多直毅(ヴァイオリン)


01. 即興1
珍しく入り口側がステージで、壁に描かれた大きな絵を背にして左側が徹さん、右側が直毅さん。
初めから猛烈に音が来る。
徹さん凄まじい。勿論直毅さんも。
私は幸せで笑いたくなった。
起伏のある流れで、「あ、ここから第2楽章に入ったな…」と感じたところがあった。
徹さんは弦とボディの間に弓を入れて弾いたりもする。また、ボディを手でこすったり、ボディを触らずに数cm離して愛撫したり。
最後は小さい音量で終わった。


休憩
02. 即興2
即興ではあるけれど曲の感じが強くなった。
ハバネラのリズムも現れた。
ヴァイオリンソロで歌った部分に惚れぼれしてしまう。
二人の即興演奏は泉の水が湧き出るように展開して、飽きることがない。
03. アンコール的に短く
コントラバスを寝かせて弾くのを見ると嬉しくなる。
感情を全部出して泣きたい気持ちにもなった。


ありがとうございました!


※2月半ばに"Jean Sasportes & Tetsu Saitoh with Friends in TOKYO ,May 2012"(ジャン・サスポータス、齋藤徹、喜多直毅、さとうじゅんこ、上村なおか、瀬尾高志、小林裕児)というDVDが出るそうです。その中の直毅さんが凄く良いと徹さんがおっしゃってました。


※今までのこのデュオのライヴ
2010年3月15日@バーバー富士
http://d.hatena.ne.jp/mmotocco/20100315/p1
2010年12月5日@カフェ・ズミ
http://d.hatena.ne.jp/mmotocco/20101205/p1
2011年1月30日@エアジン
http://d.hatena.ne.jp/mmotocco/20110130/p1