もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

(途中から)Salle Gaveau@バディ

たどり着いたら「酒乱」(喜多直毅作曲、サルガヴォ初演)が終わるところでした。
こ れ は 悔 し い…。

泣き叫ぶ「ノエミ」のヴァイオリンソロ。これが人生の真実だと思う。
聞いている自分の心の、内側と外側の別が曖昧になるくらい良かったです!
続くアンコールは、久しぶりの「神保町夕間暮れ」。
良い曲です。
歌うヴァイオリンと全員の調和。ああ、幸せだ♪


12月5日
Salle Gaveau
鬼怒無月(ギター)
喜多直毅(ヴァイオリン)
佐藤芳明(アコーディオン)
鳥越啓介(コントラバス)
林正樹(ピアノ)


(まず、アローイ、800%だったそうです。)
浮世の義理を30分だけ果たし、頑張って江古田に向かいました。頑張ったんですが、生まれつきの間抜けなもので、駅の反対側におりてしまい、3分はロスしてしまったのです。
03. 酒乱(喜多直毅作曲)
ということで1分くらいしか聞くことができませんでした。
私は4月と9月の「喜多直毅Quartette」でこの曲を聞いているのですが、鬼怒さんのMC(「もっと可愛いタイトルにしたら?」)を聞きながら、黒田京子さんが『洗面器(日々雑感)』でこの曲のことを書いてらっしゃるのを思い出しました。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~kkyoko/senmenki/2011/04.html#0427
(4月23日付)
04. Nullset(鬼怒無月作曲)
ちょっとはずしたとぼけたような旋律がイイナ♪
05. Escualo 鮫 (A. PIAZZOLLA作曲/佐藤芳明編曲)
わーい!鮫だ!
激しいヴァイオリンソロが嬉しいです。


休憩
06. 童話で書かれた生態系(林正樹作曲)
始まってすぐ、ムチャクチャにはじけているけどこの曲だ!とわかってヘラヘラしてしまいました。楽しいし、嬉しい。
07. 天空に我あり (鬼怒無月作曲)
ちょっと夢の世界にいるような気になりました。現実とはまた別の世界です。
08. カロン (林正樹作曲)
少しこの曲が好きになって来ました。蝶が飛ぶようにヴァイオリンが軽やかに行くところもあります。
09. 絵画(鬼怒無月作曲)
美し過ぎる旋律だ。
10. Noemie (佐藤芳明作曲)
泣きながらも歌っているヴァイオリンでした。
圧倒的。
アンコール;神保町夕間暮れ(喜多直毅作曲)
しょっちゅうやる曲ではないので、これが聞ける日はすごく嬉しいです。
5人いてサルガヴォなんですよね。2011年のサルガヴォの皆様、ありがとうございました。


※おまけ
アンコールで出て来た時に直毅さんが振り回していた、光るウニみたいなヨーヨーみたいな物は、前夜蜂谷真紀さんとのライヴで使った物ですね。
エアジン店主「うめ」さんのブログにちょっと載っています。
http://umemotomusica.jugem.jp/?day=20111205