bass ensemble "弦・gamma/ut"@スーパーデラックス
楽しかった!
ジャンさん圧倒的。
一番最初、ジャッキーさんが踊っている時にひたすら見事に座ってらした。正座です。能楽師のようでした。まばたきはするけれど、それ以外は動かない。かといって張り詰めてはいなくて、そこにただ、ただ、座っている。視線も見事だったなぁ。
「タンゴエクリプス」では、1回グッと来た。動きはゆっくりでも汗が流れ出るような激しさ。
「かひやぐら」が一番好きです。
齋藤徹さん曰く、『極簡単に言うと、テクニックを使わない(使えない)状態をめざす奏法です』。
5台のコントラバスを全部寝かして置いて五辺に囲まれたスペースにダンサー二人が横になって開始。もちろんベーシストたちも楽器のそばに横たわっています。
しばらく何の動きも音も無し。数分あって楽器を揺らすことから始まったかな。
(徹さんのズボンのポケットから硬貨がチャリンと床に落ちる(笑)
ジャンさんが、エアジンのときもそうでしたが「ベースに挟まった男」になるのがすごく楽しい。
どんな音なのかというと、楽器本体と弓で、やってはいけない事は何も無いという世界です。(痛いことはしません。)
5月8日
齋藤徹/瀬尾高志/パール・アレキサンダー/田辺和弘/田嶋真佐雄(コントラバス)
ジャン・サスポータス(ダンス)
ジャッキー・ジョブ(ダンス)