もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

太田朱美×喜多直毅×阿部篤志@インエフ

あ、5時になる、もう寝なきゃ(笑)と布団に入って、起きて、雑用やって(仕事は休みでした)、今夜も喜多さんのライヴに行きました。
初めてのトリオ、クリアで、実の詰まった果実のようなピアノ・阿部篤志
やや緊張?でも素晴らしいフルート・太田朱美
ヴァイオリンは昨夜切れる寸前だったガット弦で最後まで演奏。切れませんでした。音圧を感じるほど猛々しい部分あり、そして微かで繊細な音が本当に好き!
暖かい曲も、おもしろい曲もすごく良かった。なかでも、阿部さん持ち込みのモーツァルトK488がグッと来ました。シャリバリの変奏もすごかった。


3月25日
太田朱美(フルート)
喜多直毅(ヴァイオリン)
阿部篤志(ピアノ)


01. ヴィクトリヤ(太田朱美作曲)
02. 螺旋
ピアノ線が切れた。
03. Women's Dance (Milcho Leviev作曲)
04. スパーシボ (太田朱美作曲)


どんどん良い感じになって行きました。


休憩
05.  Short Music 2 (喜多直毅作曲)
おもしろ!
06. ピアノ協奏曲23番イ長調K488 (モーツァルト作曲)
フルートソロがあって、次にヴァイオリンソロがあって、すごく良かった。
07. 18:45 (太田朱美作曲)
08. Charivari (作者不詳)
変奏がすてき。
09. hymm2番 (阿部篤志作曲)
いい歌だ。


アンコール;朧月夜 
言葉で歌ったのではありませんが。好きなので詩を載せておきます。


作詞/高野辰之、作曲/岡野貞一


1. 菜の花畠に、入日薄れ、
見わたす山の端(は)、霞ふかし。
春風そよふく、空を見れば、
夕月かかりて、にほひ淡し。


2. 里わの火影(ほかげ)も、森の色も、
田中の小路をたどる人も、
蛙(かはづ)のなくねも、かねの音も、
さながら霞める朧月夜。