もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

緑化計画(翠川敬基×喜多直毅×早川岳晴×石塚俊明)@アケタの店

今夜の緑化は全部良かった♪


2月24日
緑化計画
翠川敬基(チェロ)
喜多直毅(ヴァイオリン)
早川岳晴(ベース)(ボディはチェロくらいでネックが長く弦は4本。見た目の材質はウッドのようでアンプを通すベース。「ベースもどき」「なんちゃってベース」(笑)とバンマスはおっしゃってましたが、本当は何と言うのでしょうか。)
※「Seen SB-50 1994」松下工房製作の楽器だと早川さんのブログに載っていました。
石塚俊明(ドラムス)


01. イズミール (翠川敬基作曲)
こんなにも快楽的な音楽浴びるためなら余計なものは捨てて(笑)、緑化計画のライヴに行きますよ、当然です!!!
メロディはむしろ「懐かしい」感じですが、それを土台にした展開が面白い!ニヤニヤしてしまいます。大好きです!
一番最後にヴァイオリンがメロディを奏でますが、全てはやらずにちらっちらっとやっては止める、その「空間」の作り方が素晴らしい。


そうそう、お客さんはちゃんと二桁になりましたので。あまりお見かけしたことのない若者は、どなたに惹かれていらしてたのかなぁ?


02. トレス (翠川敬基作曲)
ゆっくりなヴァイオリンとチェロの2声の部分で始まり、速いテンポのところがあって、フリーに展開して、また最初のゆっくりな部分になります。
ヴァイオリンの重音がカッコ良い♪バッハの香り?
03. para cruces  (翠川敬基作曲)
トレスの時には右ひざに「来た」痺れ感が、今度は全身に来ました。これ、普通じゃないです。気持ちが良い。身体がフワーッとなります。
激しかったり穏やかだったり、強かったり弱かったり、一色ではないいろいろな道のりがあるんですが、ベースがプツプツした音色で演奏し始めるとヴァイオリンとチェロもピチカート三昧になり、ドラムは後ろの壁とか向かって左側のビールケースとか叩き始めたのが面白かった!実に楽しいです。


休憩
04. hindehinde  (翠川敬基作曲。Paul Hindemithの主題に基づいて。)
トリプルアクセル」だそうです。そんな風には見えませんが、演奏するの難しいようなお話でした。
最後はドラムソロで終わりました。
05. WEST GATE (翠川敬基作曲)
「喜多くん行っちゃって」というバンマスの指示でヴァイオリンから始まります。緑化の喜多さんは今自然体でいて凄い。
06. FAIR GAME (翠川敬基作曲)
歌うヴァイオリン。美しく着地して終曲。


昨年ライヴ録音したCDが5月に発売になるそうです。翠川さん、毎晩寝る前に聞いていらっしゃるとか。待ち遠しいなぁ♪


今後の予定として、7月には大泉学園 in “F”でのライヴもやりますと告知がありました。

アケタの店のライヴ写真がアップされています。
(「LIVE!&LIVE!」のページです。)
http://www.aketa.org/mise.html