もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×マクイーン時田深山@松本弦楽器

松本弦楽器店にあの大きな十七絃を置いたらどんな感じかなぁ?と思っていたら、演奏中、ヴァイオリニスト氏の背中に時々観葉植物が当たってました。(別に痛くはなかったそうです。)
30分くらいの即興演奏を、休憩挟んで二つでした。
ヴァイオリンは弦、箏は絃と書く事が多いですが、いずれにせよ線状の物を本体に張って、いろいろな方法で奏でるのは同じ。
その、いろいろ、がおもしろかった。
何にもとらわれる事がない感じです。深山さん、弦楽器の弓や透明な板状の物も使っていました。
視覚的にも、横長の十七絃を座って弾く深山さんと、立って、時に身体を捻り、時に曲げ、又、しゃがみ込むような直毅さんの対比が絵のようでした。
音量としても丁度良かった。
次回は10月27日の江古田音楽祭でのデュオが決まっているそうです。

7月29日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
マクイーン時田深山 (十七絃)