もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

(2ndから)早川純×齋藤徹×黒田京子×吉田篤×田中庸介@モーション・ブルー・ヨコハマ

今夜のライヴ聞いて、精神面でかなり浮上しました。
キャーキャー言いたくなるほど徹さんのコントラバスがカッコ良い。
広い会場なのでPA使用していた為か、音色の中の表面の成分だけになっていた感じでしたが、それでもこんなに好き。
そして、初めて徹さんを聞いた観客がググッと惹かれていく様子が感じ取れて、それも嬉しかったです。
この組み合わせを考え、実行した早川純さん、ありがとうございます!


9月7日
早川純(バンドネオン)
齋藤徹(コントラバス)
黒田京子(ピアノ)
吉田篤(ヴァイオリン)
田中庸介(ギター)


仕事の為1stセットは初めからあきらめてました。何とか席に着いたのは、2ndセット1曲目、徹さんと早川さんのデュオの真っ最中。ガサゴソしてすみませんでした。


02. タンゴエクリプス第1楽章(齋藤徹作曲)
ここからはずっと5人での演奏でした。左から徹さん、黒田さん、早川さん、田中さん、吉田さんという並び順です。


今回のライヴは、早川さんが齋藤徹タンゴ・グルーヴ・コレクティヴ(メンバーは齋藤徹、小松亮太、黒田京子、近藤久美子、飯田雅春。アルバム「アウセンシァス 不在」を1998年に発表。)のような演奏をしたい、ということでメンバーを集めた特別なもので、2回目はないのでしょう。徹さんと黒田京子さんの共演も、かなりレアなことです。
※徹さん自身による「アウセンシァス」のライナーノーツ
http://www.japanimprov.com/saitoh/saitohj/linernotes/ausencias-j.html


まずは徹さんの音に耳が釘付けになり、当然のことですが目で追うのも徹さんです。ただ激しいということでもなく、普通じゃない感覚です。
タンゴエクリプスは大好きな曲なんです。この↓動画はかなりの回数聞いてます。
http://www.youtube.com/watch?v=fw4BYWVShIw
徹さんの曲、徹さんの世界ですが、早川さんがリーダーでそこに喰らい付いて行くのが又、楽しい。
早川さんの演奏は今までに10回も聞いたことがないと思いますが、今までで一番光り輝いてました。両サイドを刈り上げたへスタイルも素敵!
黒田さんもカッコイイ!
03. トッカータ(早川純作曲、初演)
ピアソラの曲を、採譜しながら編曲もして行くなかで生まれた曲だそうです。
04. LA CAMORRA 1(Astor Piazzolla作曲)
ジュンバのリズムが良いなぁ。
05. Escualo  鮫 (Astor Piazzolla作曲)
アンコール;IMAGENES 676 (Astor Piazzolla作曲)


10月12日追記
動画がアップされています。
Contrabajissimo by Special Quinteto 2013.9.7
http://www.youtube.com/watch?v=VnS0lDh_GhM

Biyuya by Special Quinteto 2013.9.7
http://www.youtube.com/watch?v=o0MKveewkFE

Oblivion by Special Quinteto 2013.9.7
http://www.youtube.com/watch?v=pZcsh5AzNjE

Buenos Aires Hora Cero by Special Quinteto 2013.9.7
http://www.youtube.com/watch?v=YfwPozER9gM