もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×黒田京子@ホットハウス

「青いスカーフ」(ワジム・コージン)は喜多直毅が詩の朗読もした。
ぐっと来て、自分自身の別離をちょっと振り返ってしまった。


その一方、曲の最後の良いところで、これまた美味しそうな柿が乗ったお皿が回って来るのですよ、こちらのライヴハウスでは。
ppと一緒に調理器具の電子音が聞こえたりもしました。
うわっ!と思いながらも、演奏はすごく良かった!
最高のデュオ。


10月24日
喜多直毅(ヴァイオリン、朗読、声)
黒田京子(ピアノ)


01. Todo o sentimento 想いをあつめて(Chico Buarque作曲)
調律が終わったばかりのアップライトピアノとヴァイオリン。
喜多黒田デュオは何度も聞いていますが、特に良かったと思う。
余計な焦燥感が無い。
本当に美しい音だ!
02. 割れた皿(黒田京子作曲)
二つ目は激しく。
最後は歌声で終わった。
03. In a sentimental mood
(ですよね?)
この曲はJAZZの曲集見ながら直毅さんは演奏。
黒田さんは何千回(何百回?)とやった曲だそうです。
長めの演奏をたっぷり味わいました。


休憩
04. Contigo en la Distancia (Cesar Portillo De La Luz作曲)
喜多直毅×田中信正デュオでの音源が直毅さんのマイスペースにあって、たぶん一番回数多く聞いています。
黒田さんゆったりと美しい!
05. はたご屋(Brigitte Fontaine)
渋谷・ドレスでこのデュオでやりましたね。
素朴な感じもある良い曲♪
好きです。
06. 青いスカーフ (ワジム・コージン)
詩の朗読あり。
これが心に入って来ました。
07. 即興 〜闇夜を抱く君へ(黒田京子作曲)
アンコール;ふるさと (喜多直毅作曲)
ホットハウスではリクエストを紙に書いて帽子に入れ、採用になったらワインをみんなにご馳走するという常連客の中の習慣があるそうです。
Iさんが「当たり」でした。
ややゆっくり目に。
とても良かった!


10月26日のツイート
ふとした瞬間にある旋律を思い出し、それが月曜のホットハウスで直毅さんが曲の中で弾いたスカボロフェアだとわかって嬉しい。「旅籠屋」も思い出した。
スカボロフェアの次に黒田さんがマイフェイバリットシングスを弾いたのははっきり覚えていたのですが。