もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

即興ライヴ イン 成城(齋藤徹、喜多直毅、皆藤千香子)@アトリエ第Q藝術・1Fホール 

明大前・キッド・アイラック・アート・ホールが2016年12月31日で閉館となり、関係者の方々がご苦労なさって新たに作り上げたのが、ここ、「アトリエ第Q藝術」です。
やっと行くことが出来ました。
キッドにあった桟敷席用のクッションも並ぶほどの超満員。客席に段差があり、椅子も2〜3段階の高さがあるので、見やすい。
1stセットは、齋藤徹、喜多直毅デュオでした。
即興演奏では、「様子見」的に音を出して始まることがよくありますが、今回はいきなり火花が散るような演奏でした。思わずこちらの心拍数も上がります。
直毅さんにとって、徹さんとのデュオは特別なのだと思います。真剣勝負的な面と、何も余計な遠慮がいらない面とが両立している。
約30分の中には、うんと静かなシーンもありましたが、決してだれたり、飽きたりしません。
とても寒くて、雨が降っていても、こういう日があるから、やっぱりライヴは直接行かないとわからない。実は、昨日はチケット取っていた某公演に行く元気がなくて、一日中ほぼ寝てました。今日は行けて良かった。
2ndセットでは、皆藤さん(デュッセルドルフ在住)がダンスで入りました。
歌の場合、言葉は強いから中心になることが多いけれど、皆藤さんのダンスは強過ぎず、弱過ぎず。良い感じ。
次回の公演は、5月のドイツで、今日のお二人も参加するそうです。
ドイツ、行きたいなぁ。行けないけど。

1月8日
齋藤徹 (コントラバス)
喜多直毅 (ヴァイオリン)
皆藤千香子 (ダンス)