もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅クアルテット西日本ツアー2019 in 神戸@海外移住と文化の交流センター

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TANGO's EIDOS(タンゴの形相)シリーズvol.2 Naoki Kita音楽作品とダンス Homo Motion//〔沈黙と咆哮の対話〕に行って来ました。お客さん大勢で嬉しい。vol.1は、2017年5月30日に同じ会場で開催されましたね。(ダンサーは角さんとレナートさん、喜多直毅さんヴァイオリン、久田舜一郎さん小鼓、北村千絵さんヴォイス)

今回は喜多直毅クアルテットとダンサーさん4人で、とても贅沢な時間でした。

床にテープを貼り、五角形(長方形に三角形を付けたような形)に区切られた空間のなかで、様々なことが起こります。角さん以外のダンサーさんは、細長い布で両手を縛ったり、目隠しにしたり。(目隠しは" 耳を鋭くするため"だそうです。)視覚も聴覚も大いに刺激を受けました。パフォーマンス全体が視界に入る席ではなかったので、つい、奏者の方を見ることが多かったです。演奏する彼らを見るのは、私には喜びであり、励まされている気分に勝手になってしまいます。

最後の曲は、『春』でした。短く演奏して、ダンサーさん達が退場するのを待つ無音の時間はとても豊かでした。

明日の広島公演で帰京してしまうのが心残りのような、今の私にはちょうど良いような…。とにかく楽しみです!


10月10日

喜多直毅クアルテット

喜多直毅 (作曲、ヴァイオリン)

北村聡 (バンドネオン)

三枝伸太郎 (ピアノ)

田辺和弘 (コントラバス)


角正之 (ダンス)

レナート・レオ (ダンス)

越久豊子 (ダンス)

丹羽祥子 (ダンス)(当日、追加出演の告知でした)


(作曲は全て喜多直毅)

01.  月と星のシンフォニー

02.  死人

03.  酒乱

04.  轍

05.  峻嶺

06.  春


ツアー中のプログラムは出来るだけ曲がかぶらないようにするそうです。