喜多直毅×加藤崇之@音や金時
喜多直毅さん、2回目のシンガーソングライターライヴでした。1回目とはまた違った魅力でした。全体の比率として、テンポがやや速く、軽やかなアレンジの曲が増えた気がします。ヴァイオリンの出番も増えましたね。そして何より、歌手・喜多直毅さん、高音域もこんなに歌えるとは…すごい。前回は低音域がよく響いていましたが、キーを高くしたそうです。新曲は「神保町」。「神保町夕間暮れ」に詩がついたのです。私が一番好きなのは、やっぱり「鬼」だな。自分の気持ちに響く度合いが他の曲とは違います。
歌以外に、ギターとヴァイオリンがからみあって奏でるところもとてもおもしろかった。加藤さんのギター素晴らしいです。
9月6日
喜多直毅 (うた、ヴァイオリン)
加藤崇之 (ギター)
(作詞作曲はすべて喜多直毅)
01. 春が来ると
02. 旅する者が出会うのは
03. 君の住む国 ウタウタでは松本泰子さんが歌っている曲。歌詞が一節だけ変わっていて、二人の関係性の経緯がはっきりしましたね。男は、悪いと自覚をしながらも自ら離れて行ったように聞こえました。私は単細胞なので、ちょっと違う風に想像してましたよ。
04. 影法師
05. 愛の砂漠
06. 月影に汽笛
休憩
07. 千年前の村
08. 有り難き不幸せ
09. 神保町 インストで『神保町夕間暮れ』として演奏されてきた曲です。ご本人としては、歌詞が完成して”これは歌だったんだ!”と納得がいったそうです。具体的なことがアタマに浮かんで来る歌詞でした。とても良かった。
10. 赤い涙 歌も良いのですが、間奏でのギターとヴァイオリンが素晴らしかった。
11. 鬼 この曲ではヴァイオリンを弾くことが他にくらべてとても少なかった。歌うことにより集中しているということかな。
12. この空の下 上條恒彦さんがミニアルバム『生きているということは』に収録されてますね。高音域も直毅さんらしく歌ってらした。
アンコール;旅情
今回は、2回目の喜多直毅歌手デビューライヴだそうです。3回目はいつ頃かしら。