もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

おとがたり(長浜奈津子、喜多直毅)@札幌・俊カフェ

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フライヤー
谷川俊太郎さんゆかりの札幌のカフェでの「おとがたり」公演。こういう日の為に、私は日々働いているのです!
奈津子さんの歌声は低音域が特に魅力的ですね。
直毅さん、今夜はPAなしで、前回の「おとがたり」とは又違うアプローチがあってとても良かった。ソロは「暗い日曜日」、大好きな曲。
楽しいMCの直後でも、演奏が始まると一瞬で空気が変わるのも凄いなぁ。
アンコールに朗読「幸福の王子」(オスカー・ワイルド)のダイジェスト版でした。言葉とヴァイオリンの表現がシンクロしている。いつか全編版が聴けると思う。とても楽しみです。

6月29日
おとがたり
長浜奈津子 (朗読、うた、ギター)
喜多直毅 (ヴァイオリン)

01. 小川未明・作『港に着いた黒んぼ』
朗読です。クリップを弦に付けてハジく音色が、きいてました。
02. Sombre Dimanche 暗い日曜日 (Seress Rezső)
ヴァイオリンソロで何回か聴いていますが、今夜は転調していったり、一番低い弦を緩めたり、これまでと違ってました。
休憩

03. Alfonsina y El Mar アルフォンシーナと海 (作詞:Félix Luna/作曲:Ariel Ramírez)
04. 三月のうた (谷川俊太郎作詞、武満徹作曲)
05. うたうだけ (谷川俊太郎作詞、武満徹作曲)
これは初めて聴いた曲です。
06. 市立札幌開成中等教育学校校歌 (谷川俊太郎作詞、宍戸睦郎作曲)
俊太郎さん作詞の曲コーナーが続きます。まず、地元の校歌。お客さんも前に出て歌って楽しかった。
07. 県立盛岡北高校校歌 (谷川俊太郎作詞、湯浅譲二作曲)
これは、喜多直毅さんの出身高校の校歌。曲調がガラッと変わって、黙想する感じ。
08. この空の下 (喜多直毅作詞作曲)
09. 死んだ男の残したものは (谷川俊太郎作詞、武満徹作曲)
10. 小さな空 (武満徹作詞作曲)
アンコール:オスカー・ワイルド作『幸福の王子
ダイジェスト版、とおっしゃってました。たぶん、物語の最後の部分かな。