もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

クリスマス・スペシャル朗読会&コンサート@永井マザーズホスピタル待合室

9月に開催された会と同じ系列の別病院での企画に行って来ました。
・子どものための朗読会
ねこのお話の絵をスクリーンに映し、森都のりさんが朗読、デュオで演奏というスタイル。
絵本の内容と関連して。
生き物は生き物を食べて(命を奪って)生きている。家でイカをさばいていたら、2歳の我が子の瞳とそっくりで、ギョッとしたのは遠い昔。魚屋に並んだ時点で生き返らないのだから、出来るだけ美味しく料理して食べるのが生き物への敬意だと、誰かの本に書いてありました。

音楽はオリジナル曲がいろいろありました。

なぞなぞコーナーと、みんなで「赤鼻のトナカイ」を歌って終了。

・大人のためのコンサート
ポカポカ陽気の日で、周辺を散歩して時間を潰すのにありがたかったです。

映画音楽を中心に、ポピュラーな選曲。
でも、このデュオならではの、おもしろみ、美しさ。

01. 見上げてごらん夜の星を
02. 枯葉
03. 影絵遊び (喜多直毅作曲)
04. シェルブールの雨傘
05. ムーン・リバー
休憩
06. タイトル未定 (黒田京子作曲、これから公開される映画のテーマ曲)
筑豊の炭鉱での生活を描いたドキュメンタリー映画だそうです。
07. 他人の顔 (武満徹作曲)
08. Les Yeux Ouverts 瞳を閉じて
最後の一音、やらない選択肢もあったでしょうけれど、お二人のタイミングがピッタリ合っていて、とても良かった!
09. ひまわり
10. ダニー・ボーイ
アンコール; きよしこのよる
歌詞カードが配布され、みんなで歌いました。

12月23日
森都のり (朗読、第1部のみ)
喜多直毅 (ヴァイオリン)
黒田京子 (ピアノ)

こういう企画から喜多直毅さん、黒田京子さんの音楽につながって行くルートもありだと思います。